火星の砂時計

最近になって〈すやまたけし〉の「火星の砂時計」という話を知りましたけれども、これは面白いですね。紹介では学校の教科書に載っていたとあるのですけれども、私は国語の教科書は光村出版だったせいか覚えがありません。よく転校していたのですが、国語だけは自分が行った学校は全部、光村だったので覚えています。
****
火星は軍神マールスの神話に始まり、戦いや情熱の象徴でもあります。地球の外側にある惑星の中でも最も近い存在で、多くの作家を1800年以降魅了し続けている。
主人公は砂時計を見つめながら、遠くに文明を探そうとし、生きている間には見つからないだろうと思っていた。
そんな彼に「私たちは滅びたが,私たちの精神はこの赤い砂の中に生きつづけている」と火星人は情熱と信念を持ち続けることについて語る。
戦いや情熱といったものが砂時計の中に閉じ込められて、三分という時間を流れていく。
時間が過ぎ去るということは、消えていくということとは違うというのを形に見せてくれるのは砂時計です。流れた分だけ積もっているものですね。
 
この火星の砂時計は現実では存在出来ないものだけれども、レプリカでもいいので欲しいかも。
(火星の砂時計)

コメントは受け付けていません。

Blog at WordPress.com.

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。