類稀なる誠実な病(4)

愛というものは、綺麗で上品ではいられないということは分かっていることだろう。
けれども神父と信者である私達は上品でなければならなかった。
愛にはいつも目覚めさせられ、翻弄され、傷つけられて、麻痺させられる。
彼を愛しているということが罪だった。
彼が私を触りたいということが罪だった。
私達は愛を追及する前に戒律があった。
私は彼への愛に命を懸けてしまった。 
彼がとてもとても好きだったから。
それが彼への十字架となるとも知らずに。
ここにて彼に謝罪する。
私は最高の裏切り者だ。
私の魂の珠玉 「類稀なる誠実な病」
あらすじ
「姉が自殺をしました。神父、あなたのせいです」
有沢華実(かざね)の双子の姉、芹実を自殺させてしまったことにより、パトリシオ神父は遺書を書く。
叙階の誓いを破り、女性と曽根崎で結ばれてしまった神父、近松門左衛門の曽根崎心中、『二人、または三人が、私の名によって集まっている所には、私もその中にいるのである』のマタイの引用を純粋に信じる芹実は不正の愛でも二人の間にイエスがいると疑わなかった。しかし、死んだ芹実にはもう一つの顔があった。
二人の間に果たしてイエスは存在したと言えたのだろうか?
人間の歪みながらも純粋で欠けている美。
新しい宣伝方法に変えました。前のと比較してください。
私は彼を許しました。許して修道会へと手紙を書きました。
彼は私を決して許さないと思うけれども、私はもうカトリックから
離れた人間。戒律から離れて思い出を綺麗に出来るようになった。
許されなくていい。お互い、傷ついた深さが同じであればいい。
そして、さようなら。お互い別々の人生で生きましょう。
youtube マイチャンネル


酒井司教、女子パウロ会、松本准平監督、瀬戸内寂聴からも楽しんで読んでもらえた
イコノグラフはこちらで買えます。

アマゾン→https://www.amazon.co.jp/Icon-graph-Chris-Kyogetu/dp/153493037X/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1512118298&sr=1-2

紀伊国屋→https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-02-9781976279713

コメントは受け付けていません。

WordPress.com Blog.

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。