pangaea doll

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「私は私のために、私、一人のために、一人孤独と思い、一人哀しいと知る。この感情、連呼する私という言葉に何の意味があるのだろう。斥力によって引き裂かれたモノと誰にも分からない真意。沈黙が私を守り、不確かな引力の存在をひそかに感じながら私はそれを追わずにはいられない。長い独白は世界を切り取り、私を独りよがりにさせた。創り上げたものと私との境界線が消滅し我が身の足枷になり時が止まる。それでも禁じているものを解き放ち、事実に到着することなく最後までフィクションでありたい」

パンゲア症候群、それが私の病名だ。
主な症状はマインドレスによる幻覚症状。治療法は存在しない。
(引用)
 元旦那であり、担当であった彼が、この最後の治療法は存在しないとは、
君のことだねと言った。ずっと作家で生きていくっていう暗示だよと言った。
――この作品発表は、もう約9年前になるが、これが私の処女作である。ジャンルとしては文学であり、この頃はガイア論であり、宗教とそうでないものの狭間であり、ユング心理学、(集合的無意識)に特化している。この頃の想像力の放出は若さ故のものがあり、今には無いものであるかもしれない。この頃は哲学も宗教の知識も今ほどはない。しかし直感に従い、後から哲学がついてくるという事が起きていた。
第三作の「類稀なる誠実な病」とはノンフィクションに近いフィクションとは対照的な作品であり、この幻覚を見るかのような想像体験は実体験でありながらも、主人公の翔子を想像の産物になるまで磨きあげたものだ。この頃は、事実であってもフィクションまで磨き上げることが美徳だった。この話の構想は私が小学校時代からあった。

話の概要は簡単に言えばこうだ。翔子は父親の突然の死から、竜と出会い、その幻想を追うように物語を書こうとするが、受験や大人になるためにお話しを未完に終わらせてしまう。翔子は子どもの頃に竜に約束をしていた。人生がうまくいかなかったら迎えに来てと。

大人になった翔子にその竜が迎えに来たかのように、翔子を幻想の世界へと誘う。これが、彼女を愛する村下(ムラジ)が翔子と同じような症状の病を見つける。それが「パンゲア症候群」。昔、パンゲア大陸が一つであったことから、皆、似たような妄想、島、竜、レーテ、と似たような幻を追って自殺するという病だ。このような共通点から、彼女は「パンゲア症候群」ではないかと、ムラジは治療法を探そうとする。丁度、翔子の話の構想と似たような映画を作った映画監督が自殺したところから、恋人、ムラジは「パンゲア症候群」だと確信を得る。しかし、この病気の研究が打ち切られ、こんな病気は存在しないということになってしまった。主人公翔子は幻想と症状に挟まれる。翔子の目の前に竜が最後に登場する幻想的なシーンは色んな出版社に評価されているし、ドゥルーズの「器官なき身体」「卵」と評価されている。生の小説とも言われている。
何故、この作品を暫く隠していたのだろう。キリスト教徒になる前の作品だからと恥ずかしがっていたのも事実だった。実際に教会の人に勧められなかった。でもそれはバカだったと思う。カトリック除籍してからこの頃の純粋さと力を恋しくなった。作品の芸術性に関しては第二作の「イコノグラフ」のほうが、レベルが桁違いに違うだろう。けれどもこの作品にはパワーがある。是非とも読んでほしいと言える私がいる。そして、第二「イコノグラフ」、第三「類稀なる誠実な病」と、私の力を見てほしい。この作品も発表当時は2年間で20冊としか売れなかったが、今は千冊は売れて、今でもちょこちょこ売れている。ありがとうございます。
(イコノグラフは5千部)
またこの作品を押しても恥ずかしくない自分に戻ってきた。
pangaea dollの詩
この頃は詩も多い。
こんな詩は二度と書けないんじゃないかと思う。
19歳のときに書いた詩である。
傍に先鋭、精悼試すは地悉。
境涯や心外や盛大に祝うは天下。

それがパロディ。すべてはアイロニー。
曖昧が心を響くが映る空は見抜く。
エコーは響くが空言で、見える謎は脅威。
見つけて埋まらなぬそれは戯言の気配。
脅迫のエネルギー 抑えるのに協議。
円満に放漫に解いている答えは真偽。
騒ぐ習癖を攻めるは新奇。

投げるは我が影でも伸びる戦意は当為。
消えたと思えば、再現し退屈待遇極まりなり。
エラーを発信するのは、遠方の広がるまれなる浅才の声。
それを見失うのは、醍醐味の見習うべき大衆の声。

透明の理性、映るは愕然。
理解や虚栄やすべて同じと歌うは干渉か。
すれがパロディ、すべてはアイロニー。
見つけしが絶唱の永遠の夢。

追憶はすべては痛快で痛切通年追従なり。
エラーを叫ぶのは、遠方の広がるまれの才の声。
それを見失うのは、醍醐味の見習うべき大衆の声。

エラーが鳴り響くその声を
解決求める声が重ね響く。

それを弾き恥じるのは当然、未遂の我が心。
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